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◆食材の旅を考える
◆「食」を粗末にしていませんか?
料理の一部を残して、追加の注文をしたり、
ほとんど手を付けずにゴミにしてしまったり。
食べ物で遊んでみたり。
周りを見てみると、食べ物を粗末にしている人が結構目立ちます。
日本では、水も肉も野菜も、全て簡単に手に入ります。
貧しくてモノが食べられなかった経験を持つ人も、少なくなってきました。
だから、ついつい「食事」を軽く見てしまう人が多い。
でも、考えたことがあるでしょうか。
目の前の食事を一つ作るのに、
どれだけ多くの人の労力が込められているのか。
野菜や米を作る人、食料を運ぶトラックの運転手。
それを買う卸業者。スーパーなどの小売業者。
もっと言えば、運ぶための道路を作った人、
農薬を作った人、耕作機械を作った人。
ちょっと考えてみただけで、「食材一つ」手に入れるのに、
多くの人の凄まじい努力が隠れているんですよね。
さらに料理を作るためには、
電気会社、ガス会社、水道局が必要です。
そしてもちろん、料理を作る人の存在も。
そうやって考えてみると、
今日のあなたの「たった一食」を作るために、
数十人、数百人の力が合わさっているんです。
想像してください。
あなたのために、数百人が力を合わせている所を。
たった1食のために、どれだけ多くの労力があるのかを。
◆食の旅に思いをめぐらす
もし車や列車が無くなったら、多くの人は一瞬で飢え死にします。
電気やガスが無くなったら、全てナマで食べることになります。
いつでも美味しい食事を、手軽な値段で食べれる。
奇跡的な事ですよね。
「食」を支える人々が、一人でも欠けたら実現しません。
「この食事は、どういう道を経てココまでやってきたんだろう」
5秒で良いので、そうやって目の前の食材の旅を考えてみる。
食事の重みが違ってきます。
たとえそれが、松屋のカレーであっても、カップラーメンであっても。
食事を大事にする人は、人も大事に扱います。
食事を粗末にする人は、人も粗末にします。
こういう事を大事にすれば、普段の恋愛でも人の心が分かってきます。
「物事の裏側」「相手の気持ち」に意識が向くようになるからです。
食事を取れば、その人の人柄が出てしまいます。
あなたは、どんな風に食事を取っていますか?
「食材の旅」に思いを巡らせ、目の前の食事をより深く味わってみれば、
いつもと違ったモノの見方が出来るかもしれませんよ。
【今日のモテずにモテる!方程式】
◆たかが一食、されど一食。
その目の前の一食のために、どれだけの手間と労力がかけられているか。
どれだけ多くの人が関わっているのか。
◆食材の旅に思いを巡らす。
食事の重みが違ってくる。
目に見えない所に、気が付くようになる。
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