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 ◆H編:上手なキス(その1)


◆kissとSEX

キスは最高の愛撫であり、最大の愛情表現であり、
それそのものが一つのセックスでもあります。
kissに始まり、kissに終わる。
「性」の半分以上はキスが占めていると言っても、
過言ではありません。

キスが上手な人は、間違いなくエッチも上手です。
少なくとも私や周りの人の体験談では、
キスが上手いのにHが下手な人は見たことがありません。

「キスをすれば、Hが上手いかどうか分かる」

そう言われるぐらい、キスとHは結びつきが深いんです。
女の人は良く分かると思いますが、うっとりするぐらいキスが上手かったら、
それだけで腰がくだけてしまいますよね。
もちろん男だって、それだけで「しっぽ」が120度になります(笑)

なぜ、kissが上手いとHも上手なのでしょうか?
それは、キスが上手と言うことは、
基本的なテクニックが身に付いているという証拠だからです。

舐める。噛む。吸う。
kissは、唇と舌と歯を使って、あらゆる刺激を与える行為です。
この刺激の与え方が上達すれば、kissも上手くなる。
そうすると、自然にHの方も上手くなっていきます。
(逆に、エッチが上手くなるとキスも上手くなります)


◆さくらんぼのヘタ

「さくらんぼのヘタを結べると、kissが上手。」これ、良く聞く話ですね。
「本当かぁ?」って疑いつつも、ついつい挑戦した事ありませんか?(笑)

でも実際、これは本当にkissが上手くなるんです。
サクランボのヘタ結びは、kissの基礎練習として強くオススメします。

経験が豊富な人には「何をいまさら」って話でしょうが(笑)、
まだ未経験の人、経験が浅いと思っている人は、
遊びがてらにさくらんぼのヘタを結ぶ事でkissが自然と上達しますよ。

さくらんぼのヘタ結びには、
kissの時に必要なテクニックが多く盛り込まれているんです。

 ・舌で輪っかを作り
 ・歯で噛んで端っこを輪っかの中に通し
 ・通した端っこを吸って、しっかりと片結びにする

これは全て、kissする時に使う重要な動きが含まれています。
舌で絡め、歯で甘噛みし、口で吸う。
これらの動作をバランス良くミックスし、舌が器用な動きを覚えれば、
確実にキスは上手くなります。
そして、こうした練習をすることで、舌の筋力も鍛えることが出来るんです。
(見落としがちですが、筋力は意外と重要ですよ)

まぁ、そのためにわざわざサクランボを買いに行けとは言いません(笑)
たまにデザートで出てきた時にでも、ちょっと暇つぶしでやってみると楽しいですよ。
友達同士や飲み会の席で、タイムを競ったりしてみても盛り上がるでしょう。


さて、前座のサクランボネタを振っておいた所で、
本格的にキスの方法を見ていきましょう。
kissする時に使うのは、
唇(触れる)、舌(絡める、舐める)、歯(甘噛み)、口全体(吸う)の4つ。
簡単に見えて、結構複雑な動きしてるんですよ。


◆クチビル(触れる)

唇は、触れる事で快感を感じます。
しかしこの「触れる」という事が出来てない人、結構多いんです。
特に多いのは、10代の若いカップルに多い「ぶちゅっ」とするkiss。
これじゃ、触れるんじゃなくて「ぶつかってる」のと一緒です。
情熱的なディープキスも、クチビルだけの感度は低くなります。
ディープキスの場合も激しすぎて、唇が「ぶつかってる」んですね。

クチビルは「触れる」ことで初めて快感を感じるように出来ています。
触れると言うのは、触れるか触れないかと言う、微妙な感触。
そうした紙一重の接触が、一番感度を高めるんです。

試しにいま、自分の指をクチビルに這わせて見てください。
「触れるか触れないか」という強さですよ。


どうでしょう、どんな感触がありますか?
ムズムズする、くすぐったい、ちょっとかゆい。
それが「触れる」と言う感触です。
そこに唾液が混ざると、程よく滑って「感じる」と言う状態になります。

今やったような、触れるか触れないかという感触。
この触れるか触れないかという強さで口付けをすると、
お互いに唇が触れて感じることが出来ます。
相手のクチビルの柔らかさ、弾力性なども感じられる上に、
エロティックだけでなく、とってもムードの良いkissになります。

相手をウットリさせたいのなら、
このクチビルが触れるか触れないかのkissが一番です。
「うっとりするkiss」の代名詞、少女漫画のキスシーンを見てみても、
ちゃんとこういうキスになっているはずですよ。

このkissは簡単なので、誰でもすぐに出来ると思います。
これが出来るようになったら、次は「触れない」kissをしてみて下さい。
つまり、触れるか触れないかのギリギリの所で、
唇を触れさせないで焦らしてみるんです。

大抵はすぐに唇の引力に負けてキスしちゃうんですが(笑)、
ここでちょっぴり我慢して焦らしてみると、お互い興奮して感度が増します。
「唇が触れそうなのに触れない」と言うギリギリ感が興奮させるんですね。
そうやって焦らしておいて、
さっき言った「触れるか触れないか」のkissをする。
すると焦らした分余計に感じやすくなり、ぐっと甘い雰囲気が漂ってきます。

もぅお気付きのように、
この「クチビル」を使ったKissは「Hへと持ち込むKiss」。
このキスをする事でムードを高め、自然にSEXへと入っていくことが出来ます。
逆にコトが終わった後にも、このキスは沢山してあげましょう。
Hの後に愛情たっぷりのキスをしてあげれば、
精神的にも相手を安心させることが出来るでしょう。
つまり、クチビルのキスは「初めと最後」のキスですね。

この「最初と最後のキス」を抜かしてHだけしようとすると、
相手はあなたに不満を抱くようになります。
最初の時は「ムードを高めずにいきなりエッチに突入」、
最後は「エッチが終わったら途端にKissもなし」では、
精神的な満足感がほとんど得られないからです。

特に男性は、付き合いが長くなるにつれてKissをサボる傾向があります(笑)
最初と最後にちゃんとフォローしているか、見直してみて下さいね。

男性は性欲だけでもカラダを抱けますが、
女性は精神的なつながり、安心感を必要としています。
だからこそ、Hの前やHの後には、しっかりと安心させてあげなければいけません。
女性が安心できなければ、SEXにも集中できないし、
気持ち良いHをする事も難しいでしょう。

まずは、相手の心を開く。
そのために、しっかりとキスをしてあげて下さいね。
そしてあなた自身も、焦らしたり口付けたりして、
Kissを楽しんでみて下さい。

さて、唇(触れる)はコレで説明したので、
残りは舌(絡める、舐める)、歯(甘噛み)、口全体(吸う)の3つ。
長くなってしまったので、これは次の機会に置いておきましょう。

とりあえず今日は、Kissの基本中の基本をお伝えしました。
相手を安心させ、心を開かせる。
そうして初めて、カラダも開きます。
あなたの大事な人が、安心してHを楽しめるようにしてあげて下さいね。

【今日のモテずにモテる!方程式】

◆Kissで使うのは、唇(触れる)、舌(絡める、舐める)、
            歯(甘噛み)、口全体(吸う)の4つ。

◆唇を使ったKissは、2種類。
 「触れるか触れないか」のキスと、
 「触れそうで触れない」キス。
 焦らした後にそっと口付けて、相手の心を解きほぐす。

◆心を開かなければ、カラダも開かない。
 テクニックで感じさせるより前に、まずは相手を安心させてあげよう。
 そのために、Kissで沢山の愛情表現を。



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