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◆ 怒られて、モテる(その2)
前回のテーマは、「間違いを正す怒り(相手のための怒り)」。 「あなたのために怒ってくれた時は、それを汲み取って成長して行こう」 っていう話でした。
じゃあ今日は、もう一つの怒りのパターン、 「自分のために怒る」時にについて見てみましょう!
◆怒りの理由2 - 単に腹が立ったから
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単にムカついたから、怒る。 短気な人なら、良くやっちゃうんじゃないかな? でもこれって、相手のために怒ってるワケじゃない。 怒りの気持ちを、ただ相手にぶつける。 「自分のために怒る」やり方です。
こんな怒り方をされたら、誰だって反発しちゃう。 なぜなら、怒る相手の立場とか、感じ方を無視して怒ってるから。 つい反感が生まれて、怒鳴り返したり、どっちが悪いかの議論になったりする。
こんな風に怒られた時は、そのまま感情で返しちゃいけません。 お互いに怒りをぶつけても、ケンカになるだけで何も産み出さないからです。 ここは一つ大人になって、感情はさらっと受け流すのが一番いい。
それよりも大事なのは、「怒りに込められたメッセージ」を読むってコト。
「なんで怒ってるのか」 「どこに対して怒ったのか」
人が怒った時は、そんなメッセージが剛速球で飛んでくる。 それって、あなたの欠点を最もストレートに教えてくれるチャンスなんです。
その欠点が本当に正しいものなら、 あなたが成長するチャンスになりますね。 だから、自分の間違いは丁重に受け止めて、おいしく頂いちゃおう。
せっかく指摘してくれた欠点、直さなければもったいなぃ!
じゃ、相手の言ってる事がどう考えても間違いだったら?
よく店員に因縁つけて絡むお客さん(クレーマー)とか、 何でもかんでもすぐに怒る人とかがいますよね。 「どう考えても相手が悪い!!」 「私は全然悪くないのに、なんで怒られなきゃいけないの!?」 あなたもそんな風に思ったコト、あるはず。
不幸にもそんな人に怒られてしまったら、どうしたらいいのか? こんな時は、考え方をガラッと変えてしまいましょう! 相手を全く別の生き物だと思って、その生態を観察するんです(笑)
「世の中ではこんな事で怒る人もいるんだ!」 「この相手は、自分のドコにそんなに怒ってるんだろう?」 「こういう相手を上手く味方に付けるには、どうしたらいいんだろう?」
こんな風に考えたら、
色んな人の扱い方や接し方を知る、良い経験になるんです。 相手が正しいかどうかはともかく、 「世の中にはこういう人間がいる」って事を知って、 その扱い方を知っておいたら、後でとっても役に立つ。
実際に、世の中はこういう「クセのある人」がいっぱい。 それはもしかしたら、あなたの上司かもしれない。 はたまた、結婚相手の両親かもしれない。 もしくは家族かもしれない。 そんな時、こういうクセのある人たちの扱い方を知っておけば、すごく楽ですよね。
だから、相手がワケの分からない事で怒って来たら、 全く別の生き物だと思って生態観察する! そして、そういうタイプの人間への接し方を覚える! こうする事で、自分の接し方の幅も広がっていくんです。
結局、相手が、
間違いを指摘するために怒ろうと、 ただ気持ちをぶつけるために怒ろうと、
やるべきことは決まっている。 それは、
(1)怒りを怒りで返さない
(2)怒られた経験を、自分の成長に変える
この2つを守って、常に自分の成長に役立てようとすれば、 上手くその怒りを活用できるはず。
怒りの気持ちを、そのままにしといちゃもったいなぃ。 ちょっと一工夫すれば、 その怒りのエネルギーを、自分の成長へと変える事が出来るんです。
怒りのエネルギーを、成長のエネルギーへ。 あなたも一歩大人になって、感情のリサイクル、してみませんか?
地球にも心にも優しい、そんなエコロジーな人になってみましょう☆
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