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◆ 怒られて、モテる
◆怒られるって、実は大事。
怒る人。怒られる人。
きっとあなたは、どっちの経験もあるはず。
恋愛、仕事、学校、人間関係。
人生の全てにおいて、怒るって事はとっても大事な要素。
だから、今回は上手な怒られ方について。
なぜ、あの人は怒ってるのだろう？
そんな当たり前のことを、ちょっと考えてみます。
人が怒る時、理由は主に二つあると言われています。
それは、
・間違った事を指摘するためと、
・単に腹が立ったから。
今回は、まず最初の理由について見てみましょう。
◆怒りの理由1 -
間違いの指摘 -
例えば、子供が何か悪いことをした時。
感情的にはたいして怒ってなくても、
正しい事を教えるためにあえて怒る事がありますね。
相手が何か悪いコトをした。
または、間違った考えや行動を取った。
そんな時、人は「相手の間違いを指摘する」ために怒る。
家族みたいに
「正しい方向に育てる」ように愛を持って叱る時もあれば、
単に怒って
「間違いを非難して攻撃する」ような時もあるけれど、
どちらにしても間違いを指摘してる点は同じ。
相手は、あなたに非があると思うから、怒ってる訳です。
こんな風に怒ってくれる存在は、とっても貴重。
大抵の人は、相手の間違いをわざわざ指摘したりなんかしない！
無視して相手にしなくなって、それで終わり。
不満があっても、自分の中で完結しちゃうんです。
それをワザワザ、体力と精神力と時間を使って、
あなたに怒ってくれるって言うのは、とっても貴重な存在なんですよ。
あなたは、親子連れで来ていて、ファミレスでうるさくしている子とか、
電車でやたら騒いでる子、見たことありませんか？
「迷惑だな」って思っていても、ほとんどの人は注意しないでしょう。
「自分がこんなコトでいちいち怒る理由もないな」って思って、
よっぽどでない限り怒る事はない。
「その子がどうなろうと、知ったこっちゃない。」
これが、大部分の人の本音のハズ。
そんな時、唯一子供を叱ってくれるのが、親の存在。
親が子供の欠点を指摘して、正しい方向に導こうとするから、怒るんですね。
大抵の人は、あなたが間違ったことをしたり、不快にさせた時、
「何だコイツは」って心の中で思うだけ。
口には出さずに、「ハイ、サヨナラ」でばっさり縁を切っちゃう。
だから、大抵の人は怒らずに離れていく。
でもそんな中で、あなたを怒ってくれる人がいる。
ワザワザ自分の怒りを、外に出して表現してくれてる。
これは、とってもありがたい事。
もちろん、相手のほうが間違っていて、自分は正しいという時もある。
でも多くの場合、冷静に良く考えてみたら、
自分の欠点も見つかる事が多いんじゃないかな？
例えば友達同士で怒ったりすると、
「俺よりお前の方が悪い！悪いのはお前だ！」
「いや、俺の方が正しい！！」 なんて口論になりがち。
でも、怒ることはバトルじゃない。
相手と自分、どっちが悪いかどうかなんて、関係ないんです。
どっちが悪いかなんて決着を付けても、ソコから何も発展しないでしょ？
お互いに嫌な気分になるだけだし、
バトルの後に「自分の欠点を直そう」なんて気になるワケがない。
大事なのは、自分に悪い所があったかどうか。
自分の欠点に気付いて、より良い自分に成長できるか。
これが大事なんです。
例え相手が99％悪くて、自分が1％しか悪くないとしても、
その1％は正しいなんてコトにはならない。
相手が99％を直そうが、相変わらず悪いままだろうが、
自分は自分で欠点の1％を直せばいいんだよね。
「怒り」や「非難」は、貴重なチャンス。
たとえ相手がどうであれ、怒ってくれた事で、
あなたには自分の欠点を見直すきっかけが出来たはず。
だから「どちらが正しいか」に捕らわれずに、「怒ってくれる行為そのもの」に感謝する。
そして、怒ってくれる人を大事にしましょう☆
怒るのも怒られるのもイヤだけど、
誰も怒ってくれない人生はもっと悲しい。
あなたも誰かに怒られた時には、
それをチャンスにして自分をバージョンアップして行きましょう！
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